その「慣れ」が一番危険。建設屋からのお願いです。【除雪の注意点】
皆さん、毎日続く除雪作業、本当にお疲れ様です。
今年もまた、雪国・南魚沼の本気が見える季節になりましたね。
雪国での暮らしにおいて除雪は欠かせない作業ですが、例年、県内では作業中の事故が数多く報告されています。慣れた作業の中にも、思わぬ危険が潜んでいることを忘れてはいけません。
事故の原因の多くは、実は「初心者」ではなく、「雪に慣れているベテラン」の油断だと言われています。
「いつもやってるから大丈夫」
「ちょっとの時間だから」
そのほんの少しの油断が、取り返しのつかない事態を招いてしまいます。
地域の皆様の暮らしを守る会社として、改めて「命を守るための除雪の鉄則」をお伝えさせてください。ご家族みんなで確認していただけると嬉しいです。
1. 除雪機は「エンジン停止」が絶対ルール
除雪機の事故で一番多いのが、雪詰まりを取ろうとして手に大怪我をするケースです。「ちょっと詰まっただけだから…」と、エンジンをかけたまま手や棒を突っ込むのは絶対にやめてください。必ずエンジンを切り、回転が完全に止まったのを確認してから作業しましょう。
2. 晴れた日の「屋根」にご用心
屋根からの落雪は、想像以上の重さと衝撃です。一度埋まってしまうと、自力で抜け出すのはほぼ不可能です。特に、久しぶりに晴れて気温が上がった日は危険が高まります。軒下には絶対に近づかないでください。
3. 足元の「見えない穴」を確認
雪が積もると、いつもの道が別世界になります。流雪溝のフタが開いていたり、用水路との境目が見えなくなっていたりします。作業を始める前に、スコップや棒で足元をつついて、安全を確認するクセをつけましょう。
4. 「一人じゃない」を合言葉に
万が一の時、発見が遅れることが一番のリスクです。できるだけ2人以上で作業するのが理想ですが、どうしても1人の場合は、ご家族や近所の方に「今から除雪してくるよ」と声をかけ、携帯電話をポケットに入れておきましょう。
5. 「大げさ」なんて言わせません、ヘルメット着用
屋根からの不意の落雪や、凍った路面での転倒など、雪作業には常に危険が伴います。重大な事故を防ぐためにも、特に軒下や高所での作業の際は、ヘルメットの着用を強く推奨いたします。ご自身とご家族の安心のために、可能な限り安全な装備で作業に取り組みましょう。
6. 寒いけど、汗かいてます
除雪は真冬の重労働です。夢中になっていると気づきにくいですが、体は大量の汗をかいています。冬でも脱水症状は起こります。こまめに休憩をとり、温かい飲み物で水分補給をしてくださいね。
厳しい冬ですが、正しい知識と準備があれば、事故は防げます。春を笑顔で迎えるために、どうか「安全第一」で、無理のない作業をお願いします。

